1995年よりスタートしたRICE28
当時、日本製のフリースタイルスノーボードがなかった時代に、日本人が日本の環境に合わせて、日本人に合った、日本人のためのスノーボードを創りたいと思いスタート。それから29年、今もそのコンセプトはブレる事なく日本のスノーボードシーンに寄り添ったスノーボード創りをしています。
アイロンでのワックス施工について
品質上の注意点がいくつかございますので紹介させていただきます。
ソール材質について
弊社のスノーボードに使用しているソールはこまめな清掃、ワックス施工することで品質の高い状態を長く維持し、その性能を発揮します。
ワックス定着について
ボードの温度やソールの研磨状態によってワックスの定着に差が出ますが、研磨された微細な溝に対して深く浸透させるために柔らかく溶けやすいワックス→硬く溶けにくいワックスといった順番に行うことでソール面に満遍なくワックスを定着させることができます。
ソール融点について
ソール材質には超高分子量ポリエチレンを使用し、その融点は120℃〜130℃とされています。一定箇所にアイロンを停滞させたり、高温設定での直当てはソールの焦げ付き原因となり、滑走性を損なう恐れがありますのでご注意ください。
ソールの毛羽立ち
ソールは、滑走時の摩擦により微細な毛羽立ちが現れます。この毛羽立ちは抵抗となり滑走性を損なう大きな原因ですが、こまめなワックス施工にて毛羽立ちを軽減することができます。また、スクレーパーなどを用いて毛羽を削り取ることもできます。
リムーバーの使用に関して
ソール面の素材は使用する薬品によって変色、変形、溶解するおそれがあります。リムーバーご利用の際はスキー、スノーボード用のリムーバーをペーパー等に染み込ませて清掃してください。
ビンディングは外してください
ビスの締め付けによってソールが吸い上げられる現象が起こり、ワックス施工時にムラの原因となります。ビンディングを外しての施工を推奨しています。
上記に注意していただき、ワックス施工を行ってください。
施工方法に関しては使用するワックスメーカー推奨の方法で行ってください。